どこまでも、まよいみち

単一の出来事(モチーフ)の「型」的なもの

登場者や物が入れ替わりつつも、色んなお話に繰り返し使われている、ちょっと印象的な出来事。そんな出来事の「型」を集めてみたくてこの項目を作りました。

たとえば【川上から(小さな生き物)が(何か)に包まれて流れてくる】というのは、赤ん坊と桃なら「桃太郎」、白い小さな犬と香箱なら「花咲かじいさん」という具合。お妃の産んだ子どもと籠なら「ものいう小鳥」かもしれない(視点は変わるけれど)。

お話がひとつの出来事だけでできているような短いものは、昔話の「型」的なもののほうに入れてます。こちらはある程度長いお話の一部分の場合。

川上から(小さな生き物)が(何か)に包まれて流れてくる。

主人公の夢の中で、神さまが宝物をくれる。目覚めると、本当に宝物がある。

着物を取り替えた殿様と桃売りが、その着物のとおりの境遇になる(誰も顔を見てない!)。

妻が獲物を鍋で煮ているのだと思ったら、煮えているのは獲物にだまされた自分の妻だった。

一人目が、開けてはいけない恐ろしい部屋を開けたために、その部屋に入れられる。二人目も同じことをする。そして三人目が、部屋の中から二人を助け出す。

子どもを食べた鬼(狼)のおなかをハサミで切って子どもを助け出し、代わりに何かを詰めて縫い合わせる。

探し求めている娘が、オレンジの実の中に入っている。

妬まれた娘が「あの子はこういうことができると言っています」と嘘の告げ口をされ、王や后に「自慢したことはしなくてはいけない」といわれるので、本当にしなければならなくなる。

遠くへ行って何かを取ってくる途中に、錆びた扉(脂を塗る)、恐ろしい犬(パンを投げてやる)、などがいる。(かまど掃除の女、靴直し、赤い水の川など)

娘が王子を助けに行く道中、王子を助けるために必要な情報を、動物たちや魔法使いたちの世間話を偶然聞いて知る。必要な薬はたいてい、話をしている動物の体の一部である。または王子のごく近くにある。

肖像画(今なら写真)がもとで、妻(夫)が王女(王子)だということを知る。
 → 顔で見分けがつくっていうのは、服を取り替えれば誰だかわからなくなるみたいな昔話の場面とは違って納得しやすいかも。

王の留守中に后が子どもを産むが、王の母が「后は動物の子を産んだ」と嘘の手紙を書いて、子どもを川に捨てる。

貧しい者が、金持ちにしてもらう代わりに、子どもを差し出す。

裕福な家に結婚などでやってきた者が、「開けてはいけない部屋」を開けてしまい、家主の秘密を知ってしまう。そして追い出される。

王子が本当に好きな娘は不思議な力を持っている。花嫁はそれに嫉妬して、自分も同じことをしようとして命を落とす。

料理をしようとしたネズミが、鍋の中に落ちて煮えてしまう。

三人兄弟のうち、一番(~)者が父の遺産を手に入れる。

お后が召使いに、娘を森で殺して心臓を持って帰って来いと命令する。

死神のところには(灯)がたくさんあって、それぞれが残りの命の長さを示している。

するどい物が王子の体に刺さって重症になる。

魔法使いを殺す方法はただ一つしかない。

  背景画像:フリー素材 * ヒバナ